食品ロス問題に貢献
クリエイティブプロデューサー Kenichiro Koyamaの地球蘇生活動による独自の観点と、魚料理を極める沖縄屈指の名店、国頭港食堂のコラボが魚のロスを完全に消し去ることで誕生させた「存在しなかったはずのパスタ。」リリース
本質を見極める
消し去るといっても処分するのではなくその逆だ。本来、魚には料理で使用できず”処分せざるを得ない部分”があり、その全てを活用してパスタとして覚醒させたのである。レシピや作業工程は明かせないが、それだけ聞くと、骨は危なくないの?魚独自の生臭さは大丈夫?人体に影響はない?など懸念されるが全て解消済み。パスタのベースはペペロンチーノ。魚の香り高い風味豊かな一品となっている。特に拘ったのは”加工でごまかさない”こと。
出汁を取るところから自身で作り、試行錯誤を繰り返しながらようやく完成させたKenichiro Koyamaは「港食堂さんとだから実現できた。国頭の魚は美味しい。そして処分されるものもこんなに美味しくなるというこをダイレクトに伝えたい、だからペペロンチーノで勝負したかった。」という。料理人ではないが、ジャンルに囚われず、本質を見極め突き詰めることでイメージをカタチにしたのだ。
国頭港食堂のオーナーシェフ大嶺 仁は、今回のコラボを二つ返事で引き受けたという。「若い人間のアイデアを柔軟に取り入れ、それを私達ベテランが形にする。活性化に繋がることは積極的に挑戦したい。」と、コラボが実現した背景には、国頭村や沖縄県の更なる発展への思いが込められていた。
沖縄県最北端の地 国頭村で築45年の廃ホテルを蘇らせ、大量衣類破棄問題を始め様々な世界の問題と正面から向き合い続ける男と、新しい風を受入れ、チャレンジすることを辞めない国頭港食堂との間にまた一つ笑顔が増える。