THE FASHION 「死と再生の神」END at くにがみこども園

THE FASHION

多岐にわたる世界の深刻な問題へのアンチテーゼとして立ち上がった Kenichiro Koyama “THE FASHION”。その第一弾となったのが、大量衣類破棄問題に訴えるため、処分されるはずの衣類でアートを制作するなどし、世界の深い闇を空間に体現した展示会「死と再生の神」。最後は子供たちの手で真っ白に塗り替えられ、幕を閉じたのだった。

 

2020年12月6日「死と再生の神」リリース記事引用

ファストファッションの繁栄により、低価格で服が手に入るようになり、これによりアパレル市場の価格競争が激化。1着あたりのコストを下げるため、メーカーは大量生産を余儀無くされ、更に新型コロナウイルスの影響により世界的に巣篭もり消費が加速し売上が低迷。莫大な余剰在庫を抱える企業が数多く存在する。

世界で1年のうちに廃棄される衣料品の数は228億点といわれ、不経済なだけで無くサスティナビリティやCSRの観点からも深刻な問題だ。廃棄ロスを避けるためにも、衣料品の廃棄削減はブランドの大きな課題。その解決策として上げられるのが再流通だが、在庫を再販売するにはブランド価値毀損が懸念されるといわれている。本当にそうだろうか。利益を享受するだけがブランドが果たす役割なのだろうか。

私達は数々のブランドが生み出し、高め、満たす人々の欲求を地球のために0円で満杯にし、エゴイスティックな欲望に隠れた真実と未来への希望を同時に描く地球蘇生ファッションブランドを目指しています。そしてこの展示会はこれから始まる物語とその先のより良い世界のための第一歩なのです。


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