Accommodation produce design

2019.06.01
Works

新たなランドマークを創出する。

 


 

Planning
築46年廃業ホテル宿泊施設は人が寝泊りするだけの場所ではなく、イベント会場であり、メディアであり、ライフスタイルを提供する人と人を繋ぐ場所。観光客の目的地と地元住民が集まる場所を共有しコミュニケーションを生み出します。地域を巻き込みながらこれからのニーズにあった新たなランドマークを創出することが現代の宿泊施設の役割だと考えています。

空間創りではあらゆる視点からのシミュレーションを行う必要があります(人種、性別、年齢、団体、個人、地元住民)。フロアプランニングはその人になり変わり、架空の館内をグルグル回ることで共有スペースの使い方や動線を確認し、実際に宿泊してみます。ビジュアルのデザインではユーザーの1.5 歩先をいくような、最先端のデザインを取り入れながらも、その街の歴史とビジョンとのバランスは取れているかなどの確認をします。更に聞こえてくる音や流れる空気、細部まで想像しイメージをカタチにします。

What to do?
一つ一つの決定にビジュアルが優先してしまっている宿泊施設は流行り止まりでわずか数年で忘れられます。また資金繰りが中心となってしまっている宿泊施設も長続きしません。スタイルがないからです。当たり前のことですが本来の役割を果たすことで企画やプロジェクトが生まれ、それらを通して資金を創り出すことが出来ます。同時に社会的価値も高まり“本当の意味”で格好良い宿泊施設となります。それは今からでも間に合います。時代と役割を見直して空間のあらゆるデザインに反映させることで長きに渡り愛される宿泊施設を目指しましょう。

価値を見直すことで生まれ変わる。 社会的目標設定とビジョンを明確にし、コンセプトと資金計画の決定。それらからレイアウトプラン、各種デザインに反映。間違っても利回りから全体のプランを進めないようにしましょう。利回り優先のホテルは内容が置き去りになってしまい長く続きません。またビジュアルのみに力を入れているホテルも同様です。 宿泊施設であっても世の中にどの様な価値を提供しているのか、どこに向かっているのか、世界のトレンドはもはやブランド背景に目を向けています。

近年ではゲストハウスから大型ホテルまで様々な宿泊施設が続々とオープンしていますが、社会への役割を果たせているブランドは数少なくなっています。小さいホテルでも廃業予定であっても、諦めてはいけません。マイナスの状況だからこそ、今一度価値を見直すことで次代にチャンスを創ることができます。


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