Restaurantspace design produce

2018.08.13
Works

「気軽に立ち寄れる居心地のいい場所をこの街の中でつくる」

 


 

Repeat the simulation
駅近で好立地ですが、2階というハンデも抱えた当物件。コンセプトは店内の窓から見える歩道橋の視認性を活かし「気軽に立ち寄れる居心地のいい場所をこの街の中でつくる」となりました。コンセプトをフロアプランに反映させます。内部をホールと厨房で二分し、ホール側は内部でありながら「外」のような空間になるように、窓際の席に座れば街との距離がとても近く感じるようにデザインしました。同時に機能性とのバランスを考えます。月や日の目標売上とおよその客単価から席数を割出し、働くスタッフのことを考えて動線を確保。空調プランやライティングプランではお客様にストレス無く一番美味しく料理を食べてもらうにはどうしたらよいか、それらをプランに落とし込みます。

Think of a meaningful design
どこか親しみがありながらも今までにないお店として。内部に張り出されたシンボリックなテントがお客様を迎え入れます。ウッドの家具が温かみのある空間を創り出し、10人掛けテーブ ルは海外の伝統的な食卓のようにみんなで一体となってご飯を楽しめる。建具は海外のビンテージを使用、スケルトンの床と天井は躯体をそのまま活かすデザインでコストダウンを図り、テーブルはミシン脚と古材の足場板を使ってオリジナル制作しています。そして天井を植物で埋め尽くし、既存躯体の柱を流木でデコレーションすることで自然素材の持つ柔らかさを店内に取り込みました。一度足を運んでいただいたお客様をリピートに繋げるべく自宅では味わえない非日常感を演出します。このように全てのデザインはコンセプトを元にあらゆる角度から試行錯誤して生まれています。意味のないデザインは存在しないのです。

オーナーの想いからテーマとコンセプトを創り出し、限られた予算内でインテリアデザイン、グラフィックデザイン、工事まで一括して担当させていただきました。初回打合せからオープンまで約半年間かけて創り上げたお店はオープン直後から様々なメディアに取り上げられ、老若男女が集うお店となりました。街の新しい場所は街の新しい顔へとなりつつあります。好調な売上とリピーターが続出しているというその背景には必ず妥協しない空間創りがあり、私達はその作業が未来への近道だということを知っています。


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